小松誠 プロフィール
「作品は作者がつくるものですが、それは実は半分の価値でしかなく、後の半分は使い手がつくるものではないでしょうか。どんなに良い作品も、桐箱に入れられて倉庫の奥に眠っていては何の価値もありません。作品はどんな時に、どんな所で、どのように置かれて、どのように使われるかによって、生きたり、死んだりするものです」 --- 『小松の本』 より
1943年 東京に生まれる。
武蔵野美術短期大学 工芸デザイン学科を卒業した後、武蔵野美術大学 工芸デザイン科 研究室に勤務。
スウェーデンに渡り、グスタフスベリ社 デザイン室にて、スティッグ・リンドベリ氏のアシスタントとして約3年間勤務。
帰国後、1973年に埼玉県行田市に工房をかまえ、陶磁器を中心に、プロダクトの制作とデザインを行う。
コンペでの受賞歴、個展の開催、国内外の展覧会への招待出品や出品歴、多数あり。
作品は、ニューヨークの MoMA やロンドンの V&A 、国立美術館 国立工芸館 をはじめ、国内外の美術館に収蔵されている。
2008年には、東京国立近代美術館の主催による個展 「小松誠 デザイン+ユーモア展」 が開催された。
武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 教授を経て、武蔵野美術大学 名誉教授。
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