











B| 小松誠 作品集 『小松の本』
¥3,850 税込
別途送料がかかります。送料を確認する
¥15,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
本のみご注文の場合は、送料無料でお送りします。土日祝日を含め、郵便受けに配達されます。ほかの商品と一緒にご注文の際は、全国一律 1,100円(税込 15,000円以上で送料無料)でお届けいたします。
● 目次
はじめに / あな / しわしわ / はえる / 線と丸 / プラスα / エトセトラ / 小松のひとりごと / 略年譜 / 作品年表 / あとがき
● あとがき より
----------
人前で話したり、ものを書いたりすることが苦手だから、物つくりの道を選んで半世紀がすぎました。以前は、おもしろい物をつくることがすべてで、それで何かが伝わっていくと考えていました。しかし、それだけでは伝わりにくいこともようやく解ってきました。当たり前のことですが、他人に何かを伝えるもっとも有効な手段は言葉です。この本をつくるにあたり、一念発起してありのままを綴ることにしました。 - あとがき
----------
● 帯 より
----------
「つくるのが難しいからやってみたくなる」小松誠さんは言う。つくるのが楽しくてしょうがないんだな、つくりながら思いつく、またつくるとまた思いつく、作家の基本だ。 - 深澤直人さん
----------
武蔵野美術大学の教授を定年退任した2013年春に発刊された、小松誠の作品集です。
作品写真はオールカラーで、ほぼすべての作品写真に、作家自身によるキャプションが添えられています。見て楽しい、読んでたのしい作品集です。
「しわしわ」のパートでは代表作であるしわの「クリンクル」シリーズの誕生秘話から、石膏の原型や型の写真など42ページにわたって掲載。
カスタマイズを加えたり、自作した愛用のツールや、ちょっとかわったコレクションの紹介も。工房を立ち上げた当時、モーレツに仕事をしていた様子や大変さもリアルに伝わってきます。
「小松のひとりごと」のパートは、44ページにわたる自叙伝。小学生から、ふてくされていた高校時代、孤立していた予備校を経て、自身がパラダイスだったと語る大学時代、スティッグ・リンドベリの元で働いたスウェーデンでの生活、独自工房での制作の様子、コンペで数々の賞を受賞していた頃のこと、教授時代に在外研究で訪れた海外の国々でのこと、しわのタンブラーの試行錯誤、東京国立近代美術館での個展のことなど、わかりやすい言葉で、フランクに語られています。
小松誠のアイディアの源、ものづくりやデザインの芯や核というか、大切にしていること、スピリット、パッションみたいなものがみっちりつまった一冊です。
==========
◆ 定価: 本体 3,500円 + 税
◆ 発行日: 2013年3月16日
◆ 出版社: 株式会社 ADP
◆ 著者: 小松 誠
◆ ブックデザイン: 竹林 一茂
◆ サイズ: たて 257mm x よこ 182mm
◆ ページ数: 256ページ、作品ページ:フルカラー
◆ 製本: ソフトカバー、ジャケット装
◆ 言語: 日本語
◆ 書籍コード: ISBN978-4-903348-32-2 C0072
==========
↓ Crinkleシリーズの鋳込み型

↓ Crinkleシリーズ「スーパーバッグ」。左は、原型となった紙袋

↓ 「しわしわ」のパート。小松誠の代表作である、Crinkleシリーズの作品写真、誕生秘話、さまざまな展開について、42ページにわたってくわしく紹介されています。

↓ 遊器 you-ki とっくり & ぐい呑。お酒を一杯やったあとの、リラックスした「ほろ酔い」気分を、ちょっと傾いた楕円のようなあいまいな形で表現。MoMAに収蔵されています。

↓ Crumple シリーズのタンブラー。MoMAに収蔵されています。

↓ Crumple シリーズ「ポーセ」。液体を入れてむちっと膨らんだビニール袋をグラスに。柳宗理さんにほめてもらった作品。MoMAに収蔵されています。

↓ ムサビの陶磁コースに進んで、ろくろができるようになった頃にはじめてつくった花器と、卒業制作(その年唯一の優秀賞で、武蔵野美術大学に収蔵)の照明とキャンドルスタンド


-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥3,850 税込